菊芋について

菊芋はキク科ヒマワリ属に分類される植物です。
和名は「菊芋」の漢字が当てられていますが、正式な学名は「ヘリアンツス・ツベロスス(Helianthus Tuberosus)」といいます。

秋には直径10センチ程度のヒマワリに似た黄色い花をたくさん咲かせ、地中に多くの塊茎(イモ)を形成します。高さが3メートルほどになるものもあります。

キクイモの原産地は北アメリカといわれます。当地の原住民トピナンブ族(アメリカインディアン)が昔から食料として、又、家畜の飼料として利用してきました。

栽培、摂取方法といった部分に誤解があることにより、菊芋の本来持つ能力、可能性が十分に発揮されません。

キクイモの歴史

 
その歴史は古く、1600年代ヨーロッパに北アメリカ開拓者が『奇跡のイモ』として伝えた。

日本へは1880年代ペリー来航時に堺港に持ち込まれました。
世界大戦後、日本人を飢餓から救った。

 栄養成分

 

主成分:イヌリン(多糖類の水溶性食物線維・低カロリー)ビタミン類:ビタミンA、B1、B2、B6、C

ミネラル:Zn、Na、K、Ca、Fe、P、Mg、Cu

アミノ酸類:アスパラギン酸、グルタミン酸、
  セリン、グリシン、チロシン、アルギニン、
  アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、
  ヒスチジン、スレオニン、プロリン、リジン
  フェニルアラニン
 

その特徴

 
土の栄養を1年で吸収してしま、他の作物に栄養が行き届かなくなる
 
強い生命力と繁殖力を持ち、微量栄養素を含めバランスよく含有。
 
水溶性食物繊維の【イヌリン】が豊富に含まれることにより、
プレバイオティクスとして働き、腸内細菌叢を整え、免疫力を向上させます。
 
ただ、主成分・効能成分の【イヌリン】が持つ特徴を十分に理解する事が必要。
 
 

御注意!

 
月刊誌・書籍でも常に注意喚起して参りましたが、キクイモは大変ユニークな作物です。日本全国、何処ででも、放置しておいても収穫出来る農作物です。しかし、土壌の栄養を根こそぎ吸収してしまう為、1年で土壌が枯れてしまいます。収穫のタイミングや肥料、水洗いの他、しっかりと特徴を理解した上で、取り扱わないとその成分は影響を受け、効果が期待出来なくなります。生産・収穫・加工・保存・摂取といった各工程において【コツ】があります。
 
菊芋生産農家でさえも理解していない事が多く見受けられます。又、理解していても【菊芋】である事は変わりなし、健康よりも自身のビジネスのみを考える人たちもおります。ちなみに常温に放置するだけでも効果が薄れてしますという事実もあります。
 
こういった事実は2013年11月発刊の【糖尿病を治したい人はキクイモを食べなさい】にも記されています。が、自身の都合の良い部分のみを切り取り、菊芋の生産・販売をしている方々に胸が痛みます。
 
そこで、医療人として、本当に品質の良い本物のキクイモを摂取し、療養に役立てて頂く為にも効能効果が期待出来る本当のキクイモを提供出来る様に【効く芋】を商標登録しました。
キカナイイモが巷に溢れ、認証制度を立ち上げる為にも、この活動を広げていきたいと考え、多くの方々の療養、健康維持にお役立て頂きたいと思います。
 
キクイモ医師;岡 宗男